9月21日の大雨で住まいに被害はありませんか?自然災害と火災保険の確認ポイント
こんにちは。街のリフォーム屋さんです。
このたびの台風第25号に伴う大雨等により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・南房総市をはじめ、近隣地域でも、ご自宅やご家族のことを心配されている方が多いことと思います。
千葉県の発表によると、令和8年台風第25号に伴う災害について、木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・南房総市を含む県内24市町村に災害救助法が適用されています。発表日は2026年9月21日、法適用日は9月20日です。
街のリフォーム屋さんでは、これまで火災保険が関係する住宅修繕のご相談・施工にも携わってきました。今回はその経験も踏まえ、大雨や台風による住宅被害と火災保険について、確認しておきたいポイントをご紹介します。
住まいの被害について気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。
大雨が落ち着いたあとも、屋根や外壁、雨どい、窓まわりなどに被害が出ていないか心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こうした台風や大雨などの自然災害によって住宅に損害が生じた場合、ご加入の火災保険の契約内容や被害原因によっては、補償の対象になる場合があります。
まずは住まいの安全を確認し、そのうえで被害状況を記録し、必要に応じて保険会社や修理業者へ相談することが大切です。
まずは安全を最優先にしてください
住まいの被害が心配でも、まず大切なのは安全です。
特に屋根の上や高い場所は、雨のあとには非常に滑りやすくなっています。
屋根材がずれていないか、雨どいが壊れていないか気になっても、ご自身で屋根に上って確認するのは避けてください。
また、建物の周囲に倒木や落下物、切れた電線などがある場合も、むやみに近づかないようにしましょう。
火災保険は「火事だけ」の保険ではありません
「火災保険」という名前から、火事のときだけ利用する保険と思われている方もいらっしゃいます。
しかし、火災保険には契約内容によって、台風や大雨などによる風災・水災・落雷などの損害を補償するものがあります。
例えば、自然災害によって次のような住宅被害が発生した場合、契約内容や被害原因によって補償の対象になる可能性があります。
- 強風で屋根材や棟板金などが破損した
- 強風によって雨どいや外壁などが損傷した
- 洪水などによって建物が浸水した
- 大雨や洪水に伴って住宅に損害が発生した
- 落雷によって住宅設備などに損害が発生した
ただし、自然災害による被害であれば必ず火災保険が使える、という意味ではありません。
実際に補償されるかどうかは、加入している保険の内容、被害の原因、損害状況、免責金額などによって異なります。
大雨や浸水被害では「水災補償」を確認しましょう
大雨による洪水や浸水などの被害では、火災保険の「水災補償」が関係する場合があります。
水災補償が付いている契約では、洪水や一定の浸水被害などが補償対象になる場合があります。
一方で、すべての火災保険に水災補償が付いているわけではありません。
契約時に水災を対象外としているケースや、保険金が支払われるための条件が設定されているケースもあります。
今回の大雨で浸水などの被害を受けた場合は、まず保険証券や契約内容を確認し、不明な場合は加入している保険会社または保険代理店へ問い合わせてみてください。
強風による屋根・外壁・雨どいの被害は「風災」の可能性も
台風では、大雨とあわせて強い風による住宅被害が発生することがあります。
例えば、次のような被害です。
- 屋根材が飛んだ、ずれた
- 棟板金など屋根の一部が破損した
- 雨どいが外れたり変形したりした
- 外壁などが強風によって破損した
こうした被害は、契約内容や被害原因によって「風災」として補償対象になる場合があります。
ただし、以前から傷んでいた部分や経年劣化による損傷などは、自然災害による損害とは扱いが異なる場合があります。
「台風のあとに気付いたから、すべて保険対象になる」というわけではない点には注意が必要です。
雨漏りがあった場合も原因の確認が大切です
大雨のあと、天井や壁にシミができたり、窓まわりから水が入った跡が見つかったりすることがあります。
こうした場合も、雨漏りが起きたという事実だけでは、火災保険の補償対象になるかどうかは判断できません。
例えば、強風によって屋根が破損し、そこから雨水が入った場合と、長年の劣化によって雨漏りが発生した場合では原因が異なります。
いつ、どこから、どのような状態で水が入ったのかを確認することが重要です。
被害を見つけたら写真を残しておきましょう
住宅に被害を見つけた場合は、安全を確保したうえで、片付けや修理を始める前に可能な範囲で写真を残しておくことをおすすめします。
例えば、次のような写真です。
- 建物全体が分かる写真
- 被害箇所を少し離れた場所から撮影した写真
- 損傷している部分を近くから撮影した写真
- 浸水した場合は、水が来た高さが分かる写真
- 室内の天井や壁、床などの被害状況
被害状況が分かる写真は、保険会社へ状況を伝える際に役立つ場合があります。
ただし、写真を撮るために屋根へ上ったり、危険な場所へ近づいたりする必要はありません。安全を最優先にしてください。
大雨のあとに確認しておきたい住まいの場所
今回の大雨や台風のあと、ご自宅では次のような場所を無理のない範囲で確認してみてください。
- 屋根や軒先に目立った異常がないか
- 雨どいが外れたり曲がったりしていないか
- 外壁に新しいひび割れや破損がないか
- 窓やサッシの周囲から水が入っていないか
- 天井や壁に雨染みがないか
- 床や床下に浸水の形跡がないか
- フェンスや門扉などに傾きや破損がないか
被害が小さいように見えても、普段とは違う状態があれば記録を残しておくとよいでしょう。
被害があった場合の基本的な流れ
自然災害による住宅被害が疑われる場合は、次のような順番で対応すると整理しやすくなります。
- まず安全を確保する
- 被害箇所を確認する
- 可能な範囲で写真を撮影する
- 加入している火災保険の契約内容を確認する
- 保険会社または保険代理店へ相談する
- 必要に応じて修理業者へ点検や見積りを依頼する
修理業者が火災保険の適用を決めることはできません。
実際に保険金の支払い対象になるかどうかは、契約内容や損害状況などをもとに保険会社が判断します。
「火災保険で必ず無料で直せます」という勧誘には注意してください
台風や大雨などの自然災害のあとには、「火災保険を使えば無料で修理できます」「保険金の申請を代行します」といった住宅修理の勧誘によるトラブルも報告されています。
火災保険が利用できるかどうかは、契約内容や被害原因によって異なります。
「必ず保険が使える」「絶対に自己負担なしで直せる」といった説明だけで、すぐに工事契約を結ばないよう注意してください。
まずはご自身が加入している保険会社または保険代理店へ相談することが大切です。
地震・噴火・津波による損害は別の確認が必要です
自然災害すべてが通常の火災保険で同じように補償されるわけではありません。
地震・噴火・津波による損害については、通常の火災保険では補償されないため、地震保険の補償内容を確認する必要があります。
「自然災害だから火災保険が使える」と一括りにせず、ご自身の契約内容を確認しましょう。
木更津・君津・富津・袖ケ浦・南房総など近隣地域の皆さまへ
今回の大雨や台風を受けて、「自宅は大丈夫だろうか」と不安に感じている方もいらっしゃると思います。
街のリフォーム屋さんでは、木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・南房総市をはじめ、近隣地域で住まいの修理・リフォームのご相談を承っています。
屋根、外壁、雨どい、窓まわりなど、普段と違うところや気になるところがありましたら、お気軽にご相談ください。
地域のリフォーム会社として、まず建物の状態を確認し、修理が必要な場合には、その内容をできるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。
なお、火災保険が利用できるかどうかについては、私たちが判断するものではありません。最終的な補償の可否については、ご加入の保険会社または保険代理店へご確認ください。
被害を受けられた地域の皆さまが、一日も早く安心した生活に戻られることを心よりお祈り申し上げます。
住まいについて気になることがありましたら、LINEからもお気軽にご相談ください。
※実際の補償可否については、ご加入の損害保険会社または損害保険代理店へご確認ください。



